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坂本繁二郎画談 / 二宮冬鳥・杉森麟
¥2,000
二宮冬鳥・監修 杉森麟・編著 第一書房 1962年初版、四六判、函、266ページ 地元・福岡で定期的に開催されていたごく内輪の講評会での発言をまとめた1冊。短めの言説がずらっと並んだ発言集のような構成。「写実について」「新しさということ」「調子について」「自然について」「画面の問題」「批評について」「展覧会について」「空について」「真実ということ」「ゴッホ」「青木繁」「作家短評」など、絵画技法にとどまらず、芸術論、画壇の話まで、幅広く語りつくす。 状態:ふつう、函あり
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PASSPORT NO328309 / 東野芳明
¥2,100
SOLD OUT
東野芳明・著 三彩社 1962年初版、四六判、316ページ 美術評論家による欧米滞在記。深い知識にもとづく美術論に、海外のアート業界の実態ルポを織りまぜ、当時の海外アート界の潮流を知ることができる内容になっています。 造本も美しい1冊。 状態:良い
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Number 緊急増刊 さよならジェシー
¥700
1984年発行 文藝春秋、118ページ ジェシーこと高見山大五郎の引退記念号。「日本人より日本人らしい」と称されたハワイアン力士がいかに人々に愛されていたのかがわかる1冊。 ハワイ凱旋密着、写真展、世界の報道記録、ジェシー(高見山)×サリー(小錦)対談、ジェシー事典など充実の内容です。 状態:経年の傷み
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【サイン本】新宿・どん底の青春 / 井ノ部康之
¥1,500
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井ノ部康之・著 朝日新聞社 1992初版、四六判、234ページ 新宿三丁目の名物酒場「どん底」の足跡を描いたノンフィクション。一人スペインで暮らすオーナー・矢野智を取材し、三島由紀夫、黒澤明、田辺茂一、冨士真奈美ら店を愛した多くの著名人、個性的な従業員たち、社会情勢と強くリンクして若者たちを惹きつけた店の変遷などを描きだす。 状態:ふつう、著者署名入り
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翼の王国 2003年5月号
¥700
SOLD OUT
全日空発行 2003年5月発行、146ページ 全日空(ANA)の機内誌。 特集「リオ・デ・ブラボー」。小倉崇(文)と戎康友(写真)によるリオデジャネイロ紀行。 他には、「旅に出るといつも何かを思いだす」小澤征良・ムラタ有子、「彼女たちの激流」大村嘉正、「インディカー・レース、日本へ」赤井邦彦・重信直希、「Sunshineboys go to WONDERISLANDS」森永博志・ブルースオズボーン、「天晴れ!」寺嶋央・長濱治、「BON BON VOYAGE! 旅のお菓子」佐伯誠など。 装画:吉田カツ 状態:ふつう
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翼の王国 2003年2月号
¥700
SOLD OUT
全日空発行 2003年2月発行、146ページ 全日空(ANA)の機内誌。 特集「パリで買いたいモノ」。パリ在住のアーティストやビジネスマン18人が、パリで入手したい逸品を紹介。 他には、「七尾三湾 かき三昧」立川直樹・飯田安国、「新観天望気」森田正光・川内倫子、「ブラボー!」佐伯誠・横山泰三、「Sunshineboys go to WONDERISLANDS」森永博志・ブルースオズボーン、「1/100の旅」寺嶋央など。 装画:吉田カツ 状態:ふつう
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翼の王国 1996年12月号
¥700
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全日空発行 1996年12月発行、162ページ 全日空(ANA)の機内誌。本号の特集は「ルート66完走計画のノートブックより」。評論家・小鷹信光によるルート解説と写真家・長濱治の撮影紀行で構成。 他には「街の3サイズ」ソリマチアキラ、「味覚のフィールドノート」佐藤隆介、「旅先の指定席」太田和彦、「チチンプイプイ旅行」長新太、「ごきげんよう」佐伯誠など。 装画:吉田カツ 状態:ふつう
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ザ・グラフィティ いま演劇の異兄弟姉妹たち
¥1,800
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新水社編集部・編 新水社 1984年初版、B5判、212ページ 「現在、小劇場演劇は新たな活性化時代に突入した。そして再び時代に挑戦しようとする兄姉達と、明日を撃とうと飛翔した弟妹達が、今、ここに一堂に集う。」 80年代の演劇シーンを牽引した10の小劇団。代表や所属役者へのインタビュー、舞台写真、上演記録など盛りだくさんの内容となっています。 収録:第三エロチカ(深浦加奈子らが所属)、第三舞台(鴻上尚史・主宰)、ブリキの自発団(銀粉蝶、片桐はいりらが所属)、劇団3 ○○(渡辺えり子・主宰)、第二次演劇団(流山児祥・主宰)、青い鳥(木野花らが立ち上げ)、秘法零番館(竹内銃一郎らが立ち上げ)、演劇舎蟷螂、転位21、早稲田「新」劇場 状態:ふつう
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サーカスの小びと / エーリヒ・ケストナー(ケストナー少年文学全集)
¥1,400
SOLD OUT
エーリヒ・ケストナー・著 高橋健二・訳 岩波書店 1978年16刷、A5変判、函、272ページ 「飛ぶ教室」「エーミールと怪獣たち」などで知られるケストナーによる児童小説。小びとのメックスヒェンがサーカスの人気者になり、ある事件に巻き込まれるストーリー。 著者自身が8歳から80歳の子どものための小説と言っている通り、大人も十分楽しめる作品です。 われわれのもっとも小さい人に、そして最大の体操家に、三度「元気で、まじめで、陽気で、自由で!」と祈ります。 状態:ふつう
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実録 土工・玉吉 タコ部屋半生記 / 髙田玉吉
¥1,000
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髙田玉吉・記 古川善盛・編 太平出版社 1974年初版、四六判、250ページ 昭和初期の北海道で土工としてタコ部屋を渡り歩いた著者の手記。 過酷な労働現場の実態とそこに集う癖のある労働者たちの姿から、 タコ部屋労働という特殊な世界を伺い知ることができる。 状態:ふつう
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昼顔 / ケッセル
¥800
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ケッセル・著 山崎剛太郎・訳 三笠書房 1967年初版、四六判、254ページ 愛する夫と幸せな生活を営みながらも、昼顔という名で娼婦として働く妻を描いた小説。 「わたしが描き出そうと試みたのは、霊と肉との、つまり、限りなく優しい真の愛情と執拗な肉欲との恐るべき隔離なのである。この闘争は、きわめて稀な例外をのぞいて、長い間にわたって愛しつづける男女の誰もが、自分自身の中に所有しているものである。」 日本のドラマ「昼顔」は、本作を原作とした同名のフランス映画をオマージュしたものです。 状態:良好
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ジャップ No.7 1995winter
¥1,900
1995年 光琳社出版発行 特集YOHJI YAMAMOTO。誌上ショー「ドラマ 罠」(写真・伊島薫)、ロングインタビューで構成。 「通り過ぎる人、去っていく人をイメージしてデザインするということは、カッコ良く言うと”風をデザイン”するって言うの」 その他記事は、連載「連続女優殺人事件 [7] 山口智子、クリスチャンディオールのソワレで撲殺死」など。 状態:ふつう
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竹久夢二 その写真の世界(アサヒカメラ増刊)
¥1,200
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竹久夢二 その写真の世界(アサヒカメラ増刊) 朝日新聞社 1978年発行、200ページ 竹久夢二が遺した11冊のアルバムから、彼自身が撮影した写真をたっぷり収録。また「夢二写真に見る歴史としての風景」森山大道、「モデルお葉・安心した肉体のエロチズム」草森紳一、「夢二画」横尾忠則・構成、淡谷のり子と佐藤忠男の対談「夢二によせる女ごころのブルース」など、関連記事も充実しています。 状態:ふつう、裏表紙折れあり
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人生の特急車の上で一人の老人 / 武者小路実篤
¥1,500
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武者小路実篤・著 皆美社 1969年初版、函、A5判、228ページ 詩を年代別に集めた詩集。人生を死に向って走る特急車にたとえ、生きていくことを素直な言葉で紡いだ詩篇はわかりやすくあくまで前向き。人生を肯定する言葉にあふれた詩集となっています。 「僕は自分の頭に次ぎ次ぎに浮んでくる言葉をなるべく正直にかきたいと思っている。そして本当に自分がかいて置きたいと思う事を書きたいと思う。」 状態:良好
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ブレヒトの芝居小屋 1号(同時代を生きる 別冊)
¥800
東京演劇アンサンブル 1977年発行、200×210mm、72ページ 劇場・ブレヒトの芝居小屋を拠点としていた東京演劇アンサンブルによる小冊子。ブレヒト作品の連続上演にあわせ発行され、本創刊号では「ガリレイの生涯」を特集。主演・塚本信夫のインタビューや稽古のルポをはじめ、ブレヒト考察も収録。 「ほとんど予断を許さないやりかたで、ぼくらは「ブレヒトの芝居小屋」の仕事をつづけよう。その場合のぼくらのジャイロコンパスは”芝居ってなんだろう?”という問いかけだけである。」 状態:良好
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カラスだんなのおよめとり / チャールズ・ギラム
¥1,000
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チャールズ・ギラム/著 石井桃子/訳 岩波書店 1966年4刷、A5判、ページ アメリカの生物学者がアラスカのエスキモーから聞きとったおとぎ話を収録した児童書。表題作をはじめ、自然や生物とともに生きるエスキモーたちの知識や知恵がおりこまれた9編のお話。 イラストも豊富に掲載。 「だれでも、じぶんのうけもちのしごとをすることは、たいせつですが、なんでもできるとおもうのは、まちがいです。」(カラスだんなのおよめとりより) 状態:箱に経年の傷み、本文に多少シミ、全体的に良好です。
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唾と大地と水餃子 / 難波淳
¥1,200
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難波淳 / 著・写真 主婦の友社 1986年初版、四六判、256ページ 中国に魅せられた若者の留学記。外国人に多くの行動制限が課されていた時代(外国人が許可なく中国人の家に泊まってはいけない、多くの立ち入り制限地域があるなど)に、住民たちと積極的に交わり、立ち入り禁止地域には中国人を装って立ち入ったりと、とにかく若さと熱情に溢れる著者。当時の中国の人や風景が生き生きと描かれます。 「勝手な思い込みを抱えたままやってきた中国。しかし、実際に住んでみる中国は、清も濁も無尽蔵にのみ込んでいる。この国も、もろくてずるくて冷淡で、それでいて力強くて純粋で暖かい人間たちが住んでいる国なんだということが、ようやく少しずつわかりかけてきた。」 状態:ふつう
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いつのまにか雑貨屋さんになっていた / 杉本亜鶴(新書館フォアレディース)
¥1,500
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杉本亜鶴・著 新書館 1977年初版、136ページ 第一線で活躍するスタイリストである著者が自らの雑貨遍歴を語るエッセイ。 「もの」が好きになり、だんだん、深みにはまっていく。つまり、捨てることができず、さらに、積極的に集めていくと、「もの」にも、人間と同じような世界があるということがわかってきます。 状態:ふつう
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そのときぼくはへっぴり腰でシャッターを切った! / 鍵和田良輔
¥700
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鍵和田良輔・著、写真 第三書館 A5判、328ページ ベトナム戦争末期、サイゴン陥落を目撃した著者(当時は共同通信カメラマン)。危機が迫る張りつめた社会の空気と、その中で為すすべもなく、しかししたたかに生きる市民たちを詳細に捉えたルポタージュ。 「解放前にみなぎっていた活気。腐臭を漂わせながら、どこまでも魅惑的で気だるい昼下がり。エネルギッシュでグロテスクで妖艶な営み。しのび寄ってくる死と向かいあって、張りつめていた空気・・・。いずれにしてもあのときのようなサイゴンはもう二度と戻ってくることはあるまい。さらば 私のサイゴン。限りなく愛をこめて」 宛書、著者署名入 状態:ふつう
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どうぶつ / ブライアン・ワイルドスミス
¥650
ブライアン・ワイルドスミス・著 らくだ出版 1999年48刷、32ページ ブライアン・ワイドルドスミスは、大胆であざやかな色彩で世界各国の子どもたちに愛されるイギリスの絵本作家。本書は、クマやアライグマ、カバの家族たちなど、画面からはみ出しそうな迫力でどうぶつたちを描いた作品集です。 状態:経年の傷み
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【再入荷】書きおろし大コラムvol.2 個人的意見(小説新潮臨時増刊)
¥800
SOLD OUT
発行:新潮社 1985年 小説新潮増刊のエッセイ&コラム、小説集。多士済々が個人的意見を表明する全448ページ。 巻頭は村上春樹のロングインタビュー。 「村上さんの場合は、無意識の部分をいかに開放して書いていくかみたいなところが…。」 「僕はね、自分自身の意識の殻は硬いから、自分でもわからないところがいっぱいあるんですけど、それを少しずつ、引きずり出して書いているという感じがするんですよね。意識というのは、ブラックボックスとしてあるけれども、それがどういうふうに文章に出てくるのかというのは、自分でもわからないわけね。後からなんでこんなことが出てきたのかって訊かれても、それはわからないし、わからないから読者と同じ次元に立つ。作者はこうですからっていう説明はできないですね。あんまり詳しく説明したくないというのは、そういうところもあるわけです。ものを書きながら、僕も読者と同じ地平に立って書いているという気持ちはあるんですよ。そういう気持ちがうまく伝わればいいと思う。」 インタビューアーは安原顕。 【目次】※抜粋 村上春樹ロングインタビュー(インタビューアー安原顕) 無頭の鷹 カポーティ(村上春樹訳) ピーさん 渡辺和博 クジラの跳躍 たむらしげる 女の子が20歳になるまでにしっておかなければならない7つの常識 橋本治 シェーの進歩と調和 みうらじゅん 東京についての個人的意見 東京地方区分宣言 景山民夫 主婦の遍歴 伊藤比呂美 標準語で喧嘩に勝つ方法 吉本隆明×蓮貫重彦(肖像画/ペーター佐藤) 愛についての個人的意見 へびはむくち 谷川俊太郎×佐野洋子 第三の肉体関係 柴門ふみ 獄中記 ウディ・アレン 状態:ふつう(経年のヨレなどあります)
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アメリカ型録 / 野坂昭如(平凡社カラー新書)
¥1,000
野坂昭如・著 平凡社 1977年初版、新書判、146ページ 終戦を迎え、進駐軍がやってきた日本を描く回想記。焼跡派の著者は、にわかに身近になったアメリカを身構え動揺しながらも受け入れていく。 「ぼくだけのアメリカにこだわりつづけるといっても、時間の経過とともに記憶も体験も風化し、色あせ、それはそれでいいのだが、その土台の上に築くべきものは何もないように思える。」 長野重一 / 写真 状態:ふつう、本文やけ
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さらば日本の炭鉱 ドイツ・カナダの日本人炭鉱マン / 栗原達男
¥1,800
SOLD OUT
栗原達男 / 写真・文 平凡社 1987年初版、四六判、208ページ 海外の炭鉱で働く日本人労働者たちを現地取材したドキュメンタリー。海外でも日本と同じく斜陽産業となりつつあった炭鉱労働だが、そこには日本とは少し違った生活があった。 「確かに炭鉱に未来を求めるのは現在無理としても、信ずる道を歩んだ人たちの表情の何と生き生きと輝き、魅力的であったことか。」 状態:良好、最終ページに宛名書き・メッセージ・著者署名あり
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宇宙のオデッセイ2001 / アーサー・C・クラーク
¥800
SOLD OUT
アーサー・C・クラーク / 著 伊藤典夫 / 訳 早川書房 1968年初版、四六判、274ページ 名作SF映画「2001年宇宙の旅」の原作小説。猿から人へ進化、科学技術を極め、人工知能ハルとともに宇宙を漂い、はては大いなる存在と邂逅する壮大な物語。 難解な映画を理解するのに必読の1冊です。 状態:ふつう