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山の遺書 / 安川茂雄

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安川茂雄／編著
二見書房
1973年初版、四六判、172p
　
遭難者たちが残した遺書を通して、登山者にとって山とは一体何なのかを探る。

『アルピニストが山で死ぬのは敗北であることにはちがいないのであるが、一方では、アルピニストの壮絶な山での死にふかい感動をおぼえるといった矛盾撞着をしぜんにおかしているのだ』（本文より）

■目次
青春ー山における特権について／山と死への瞑想／死の記録を残して／山への愛と死／若きアルピニストの死　／山における死への距離／山男の運命について