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食いしん坊 / 小島政二郎
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小島政二郎/著
文藝春秋
発行: 1954年初版、B6判
雑誌「あまカラ」で長期連載された食のエッセイ集。今も老舗として名高い店も多く出てくるので、食べ歩きの参考にも。
『三橋堂の菓子も、この越後屋の流れを汲むとか聞いた。今頃の季節だと、ここの水羊羹は天下一品だ。日本橋の音喜久へ行くと、ここの水羊羹の二タ皿掛けと云う大きいのを出し出ししてくれたものだ。空也の「草紙」や「空也餅」もアッサリしていて旨い。私の好物の一つだ。うさぎやも、戦争前までは旨かったが…』
50年以上も前に書かれた本ながら、読みやすく簡潔な文章、イキな言葉まわしも魅力。
『東京で云う中荒と云う位の太さの鰻が焼けてきた。東京と違って、蒸して脂が抜いてないから、全身これ脂身と云う感じ。口へ入れると、東京のとは違った歯ごたえで、ジューッと溶けてしまう。脂ッこさ、コッテリと脂ッこい。義太夫のエロチシズムと一脈通じている』
装丁/大久保恒次
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