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小島政二郎/著
文藝春秋
発行: 1960年初版、B6判
雑誌「あまから」に長期連載された食のエッセイ集。生き字引的小説家の著者、小林秀雄、大佛次郎など、巨匠たちが次々と登場し、著者と食を巡る交流を繰り広げる。
また、懐かしき日本の情景が浮かぶ描写も味わい深い。
『三味線堀をはさんで、佐竹っ原があった。なんでも昔佐竹二十万石のお上屋敷があった跡とかで、何万坪かのアキ地だった。そこへ昼は見世物小屋が掛かり、夜はいろんな夜店が出た。(中略)そこに天ぷらや寿司、おでんの屋台が、ドス黒いカンテラの油煙を上げている夜店にまじって、なんの油だろう、下等な油の匂を秋の夜空になびかせていた。不思議に、その下等な油の匂が、子供たちの食欲をそそった』
装丁/大久保恒次
状態:ふつう
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