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実感女性論 / 小島信夫

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小島信夫/著
講談社
1965年初版
 
芥川賞作家による異色の女性論。男女関係の実例を多数挙げながら女性という存在を考察。

『目を閉じるのは、その男がきらいではないからではあるけれども、いったん目を閉じたあとは、目を閉じたことを利用して、はなやかな夢を展開する。男はせっせと仕事をして、手応えだけに集中し、男は絶頂に近づくにつれて、自分もかっと目を開き、相手をしっかり見きわめようとする。ところが女性は何と目を開かせようとしても、一層、強固に目を閉じ、自分の世界に埋没してしまうのである。』

両者には異なる部分が多々あれど、最終的には人間という不思議な存在であることにゆき着き、「とある爽やかさを感じつつ溜息をつく」といった内容。

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