-
どろにんげん / 長新太(こどものとも)
¥1,300
長新太・作 福音館書店 1997年11月発行、32ページ どろにんげんというおばけと、海から出てきたタコが力を合わせておいもを運ぶ。全体にわたってピンクが鮮烈な、長新太の世界。 「やきいもだ!」「やきいもだ!」 ああ いい におい。 本書は「こどものともセレクション」としても発行されていますが、こちらは「こどものとも500号」版です。 状態:ふつう
-
パリ ボナパルト街 / 海老坂武
¥900
海老坂武・著 晶文社 1975年初版、四六判、240ページ 著者はフランス文学者。カフェの利用法などの日常生活から、デモ参加、サルトルへのインタビューの様子など、フランス滞在時の日記を収録。 状態:ふつう、奥付に書き込みあり
-
おしゃべりな屋根裏部屋 / 落合恵子(新書館フォアレディース)
¥1,200
SOLD OUT
落合恵子・著 新書館 1971年4刷、140ページ 作家、書店「クレヨンハウス」の創業者として知られる著者の、詩とエッセイを収録。 どこにいても なにをしていても ハッピーなくせに それでもいつも場違いな自分に 気づいてしまっているわたし 何段目の階段に坐ったら 一番似合うのでしょうか いろんな人と いろんなふうに お友達になることが好きなのに ひとりでいるときが 一番安心できる 私です 首を横にふりながらも ついついウィといってしまい ニッコリ うなずきながらノンと言ってしまう(あとがきより) 写真:斎藤亢 写真構成:宇野亜喜良 写真モデル:秋川リサ 状態:ふつう
-
空に小鳥がいなくなった日 / 谷川俊太郎
¥1,500
SOLD OUT
谷川俊太郎・著 サンリオ出版 1974年初版、141ページ 過ぎ去った昨日と、まだ来ぬ明日のはざまの今日によみがえる言葉を信じて書きつがれてきた「うつむく青年」につづく新詩集(帯文より)。詩篇を約50本収録。 ※収録作品「からだの中に」 からだの中に 深いさけびがあり 口はそれ故につぐまれる からだの中に 明けることのない夜があり 眼はそれ故にみはられる からだの中に ころがってゆく石があり 足はそれ故に立ちどまる からだの中に 閉じられた回路があり 心はそれ故にひらかれる からだの中に いかなる比喩も語れぬものがあり 言葉はそれ故に記される からだの中に ああからだの中に 私をあなたにむすぶ血と肉があり それ故にこんなにも ひとりひとりだ 装画・挿絵:南桂子 状態:良好
-
太陽 1965年10月号
¥800
平凡社発行 特集「チェコの子どもの夜と霧」。ユダヤ人迫害を扱った特集です。戦争体験を子どもたちが手紙に綴る「僕らは生き残った」、「1個のレモン」アルノシト・ルスティク、「死者の森の歌」長野重一など。 その他、農婦になった嫁の年月を追うカメラルポ「農婦誕生・2年間の記録」なども面白い。 状態:経年のイタミあり
-
太陽 1966年4月号
¥800
SOLD OUT
平凡社発行 特集「香港の魅力」。三木淳による写真と文章で構成。60年代の古き良き香港・マカオの街の雰囲気を伺えます。現地駐在員たちと作家・中村武志らが香港の魅力を語りあう座談会も。 第2特集「土佐の芝居絵」、他に「沖縄からのレポート 基地という名の作物」「幻の隊商とブハラの宝石市場」井上靖、「名作の舞台 ノートルダムのせむし男」ジョージ・ロジャー、「小住宅を広く住むには」宮脇檀など。 状態:経年のイタミあり
-
未完への脱走 / 横尾忠則
¥1,500
横尾忠則・著 講談社、四六判、347ページ マスコミの寵児の座を自ら捨て去った著者が、1年間各誌に寄稿した文章を収録したエッセイ集。 「私は所詮デザインも情報社会が生んだ擬似イベントだと考える。その擬似イベントを製造するために、私自身の肉体が擬似イベントのオブジェになる必要があった。こんなデザインを私は愛し、また憎む。」 状態:ふつう
-
体当り女性論 / 北原武夫
¥1,000
SOLD OUT
北原武夫・著 中央公論社 1959年初版、函、四六判、204ページ 流行作家・北原武夫(宇野千代の旦那さん)が、自らの経験を織り交ぜながら女性への持論を語る。色男には女は分らない / 女はすべて肉体で語る / 僕はなぜ女にあきられたか / 女蕩しの条件について / 女性のよろめきの真因など。 装丁 / 中林洋子(ファッションデザイナー) 状態:ふつう
-
続 体当り女性論
¥1,000
SOLD OUT
北原武夫・著 中央公論社 1960年初版、函、四六判、212ページ 流行作家・北原武夫(宇野千代の旦那さん)が、自らの経験を織り交ぜながら女性への持論を語る。奇妙な演技者 不幸好きな女 / いつも目下恋愛中の女 / 好色な女と官能的な女 / 女房は女ではない何かだ / はかない幽霊 初恋の女など。 装丁 / 中林洋子(ファッションデザイナー) 状態:ふつう
-
トンガ子連れ日記 / 井上冨紗子
¥900
井上冨紗子/著 立風書房 1977年初版、四六判、228ページ ないないづくしの暮らしだが、島には大自然がたっぷり、人の心も平和でゆたかだった。 幼い子どもをかかえた若いお母さんがトンガで暮らした3年間を素直でやさしい視線で綴った異国生活記。 慣れない社会に翻弄され、嘆いたり笑ったり。幸せな生活について考えさせられる1冊です。 状態:ふつう
-
ディズニーの国
¥1,000
SOLD OUT
発行:日本リーダーズダイジェスト社 1963年 9月1日発行 ディズニーコミック雑誌。「ドナルドダック ハリウッドへゆく」「ミッキーとプルート」「ダンボと7人のこびと」「チップとデール」などのカラー漫画を収録。「猫の太郎 第4回」福永武彦・作/長新太・絵、「プカプカ丸の船長さん」柳原良平など、ディズニー以外の良作も多数掲載されています。 状態:経年のヤケとイタミ、ヨゴレがあります
-
季刊 写真時代21
¥2,500
発行:白夜書房 1984年 1月1日発行 166ページ 「高級映像文化誌」と銘うたれたカルチャー誌。第一特集「快感映像」には、赤瀬川原平、栗本慎一郎、南伸坊、平岡正明などが寄稿。第二特集は「アイドル超像現象」。その他、横尾忠則/木村恒久/森山大道インタビュー、篠山紀信×糸井重里/荒木経惟×伊藤比呂美の対談、篠山紀信/森山大道のグラビアなども。 状態:ふつう(表紙折れあり)
-
【再入荷】ベビーギャング / 岡部冬彦
¥2,500
SOLD OUT
岡部冬彦/著 コダマプレス 1966年初版、B6判 「週刊文春」連載の漫画作品。子供がピストル片手に大人を脅し、そのドタバタの中に社会の矛盾を浮かびあがらせる。第7回文藝春秋漫画賞受賞作。 『可愛らしい、ネグリジェ姿の坊やが、ギャングもどきの覆面をし、ピストルを片手に、大人に対し思いがけないことをやらせる。その中に童心の美しさばかりでなく、大人が別に不思議とも思わずに日常やっている事の矛盾やおかしさを浮き上げらせる』 状態:ふつう、表紙カバー隅折れ、巻末に蔵書印あり
-
森山大道的台灣街拍 / 森山大道
¥1,500
SOLD OUT
森山大道/写真 仲本剛/文 大藝出版(台湾) 2016年2刷、A5変、164p 2015年に台湾で出版された写真集。各都市を巡り撮り下ろされたスナップを収録。湿り気が強く、どこか猥雑な台湾の街や人々の瞬間を捉えた作品集。 ○目次 序 究竟他看到了什麼? 第一日 高雄 第二日 高雄 台南 台中 第三日 台中 基隆 第四日 基隆 台北 第五日 台北 歸國之後 記憶之旅 後記 與森山大道的台灣街拍旅行 状態:良好
-
自由時間 創刊号
¥1,400
発行:土曜美術社 1975年 11月1日発行 80ページ、A5判 長谷川四郎責任編集。巻頭は深沢七郎と長谷川四郎の対談記事。ラブミー農場での暮らしぶり、東京を離れるきっかけとなった『風流夢譚』関連の事件についてなど、たっぷりと語る。 他、田中小実昌の短編「夏休みえにっき」、鈴木清順の映画論「黒沢明になにが起こったか」、赤瀬川原平の美術論「星空の下の戯画」、木島始が解説の「小熊秀雄・未公開書簡(詩人のラブレター)」、上野遒のイラストレーション口絵など。 状態:ふつう(表紙左上に小さな折れがあります)
-
ブロンテ姉妹とその世界 / フィリス・ベントリー
¥1,800
ブロンテ姉妹とその世界 フィリス・ベントリー・著 木内信敬・訳 PARCO出版、B5判、140ページ シャーロット(「ジェーンエア」)、エミリー(「嵐が丘」)、アン(「ワイルドフェル・ホールの住人」)、ブロンテ家の小説家3姉妹の生涯を豊富な写真や図版とともに紹介。 シャーロットの強い個性、「嵐が丘」で描かれる凄まじい激情は、どのようにうまれたのか。 姉妹の生活や人間関係を丁寧に辿り、名作が生まれた理由を明らかにした1冊です。 状態:ふつう
-
霧の国太陽の国 / 水田洋
¥1,000
SOLD OUT
霧の国太陽の国 水田洋/著 河出書房新社 1963年初版、四六判、284p 著者は社会思想史研究の代表的人物による1962年のヨーロッパ旅行を中心とした紀行本。各国でその国の思想家・思想史を辿りながら思索をすすめていく旅。著名な哲学者、ルカーチ・ジェルジュとの会見なども。決して小難しい内容でなく、当時のヨーロッパの社会状況や空気感も味わえる一冊になっています。 「ぼくにはチェコ語はわからないし、まして、よっぱらいの話し相手にはなれない。しかし中年だからドイツ語はわかるのではないかと、そのときぼくの頭のなかをかすめたこの国の歴史が暗示した。そこで「ドイツ語ではなしてくれませんか」といってみた。たしかにかれは、ぼくのことばがわかったのである。さっと顔つきが緊張した。怒りの表情である。彼は「ドイツ人はわるいやつだ」と、ぼくにむかって両手をさしだした。ぼくはその手に、あきらかな拷問の跡をみた。戦後すでに十五年である。」 装丁:原弘 状態:ふつう。経年感はありますが折れや破れはありません。
-
コーヒー入門(保育社カラーブックス)
¥700
コーヒー入門(保育社カラーブックス) 佐藤哲也/著 発行:保育社 1977年2刷、文庫 コーヒーの歴史や豆の種類、焙煎や入れ方の知識、器具やカップの種類など解説。ヨーロッパのカフェや国内の喫茶店も。 江戸時代から飲まれていたコーヒー。もはや欧米の飲物とは言えないほど歴史を積み重ね、日本に根付くコーヒー文化。 「神戸育ちの老人に聞くと、大正の末ごろ、三宮神社の境内はコーヒーの屋台店が何軒も出ていたという。もうもうと湯気がたちこめ、徹夜で商売をしていた。寒い冬の夜は、一銭玉をいくつかにぎってかけつけ、ふうふう吹きながら飲むのがたのしみだったそうだ」
-
ハワイ ガイド(保育社カラーブックス)
¥900
SOLD OUT
ハワイ ガイド(保育社カラーブックス) 早坂浄/著 保育社 1969年初版、文庫判、160p 主要な見所やアクティビティをしっかり抑えつつ、当時のハワイの風土・風俗を現地からの見聞によって詳しく伝えるガイドブック。50年近く前の本ながら、本も紹介されたハワイの様子もあまり古さを感じさせません。 「不思議とハワイは人の心に平和な静けさをもたらしてくれる。伝統的な親愛感、つまりアロハの精神は柔和な住民の顔にあふれている。」 状態:ふつう
-
吾妻ひでお大全集(奇想天外臨時増刊号)
¥1,300
SOLD OUT
吾妻ひでお大全集(奇想天外臨時増刊号) 奇想天外社 1981年初版、A5判、304p 描き下ろし『普通の日記』、川又千秋原作『ぬいぐるみ』、未発表作『由紀子の肖像』、『つばさ』、萩尾望都との合作などの漫画作品を収録。著者インタビューや吉田秋生との対談、「ひでおキャラクター列伝」「明解・吾妻ひでお事典」「吾妻マンガにおける美少女の系譜」「吾妻ひでお作品リスト」などの企画記事も充実。新井素子・高橋留美子・橋本治・坂口尚らの寄稿も。 状態:経年による汚れ
-
名取洋之助の時代 / 中西昭雄
¥1,300
名取洋之助の時代 中西昭雄/著 朝日新聞社 1981年初版、B5変判、136p 名取洋之助は「写真は記号」という信念のもと、 写真を使いこなした表現を追求した写真家。 また、木村伊兵衛、原弘、土門拳、山名文夫、河野鷹思、亀倉雄策らを率い、 戦時中の伝説的雑誌『NIPPON』などを創刊した編集者でもあります。 戦後は『岩波写真文庫』の立ち上げも。 本書は、名取洋之助が残した足跡を豊富な図版とともに解説。 その熱狂的な生涯を知ることができる一冊です。 状態:経年によるヤケ・スレ・汚れあり
-
独りの珈琲 / 増田れい子
¥2,400
SOLD OUT
独りの珈琲 増田れい子/著 鎌倉書房 1981年初版、四六判、240p 著者は女性初の日本記者クラブ賞を受賞したジャーナリスト・エッセイスト。 本書は、向田邦子・高峰秀子・宇野重吉・太田治子(太宰治の娘)などへのインタビュー記事にはじまり、穏やかで優しく、心にしみるエッセイを収録した短編集。 状態:良好(帯に少し破れあり)
-
瞽女 / 橋本照嵩
¥3,500
SOLD OUT
瞽女 橋本照嵩/撮影 アロン書房 1988年初版、240p、B5変形判 三味線や唄を門付してまわる、盲目の女性芸能者・瞽女(ごぜ)の写真集。 1969年から1973年まで、新潟県の高田と長岡の瞽女の旅を追う。 「これは相当なもんじゃない。門付していく瞽女の姿も、それをむかえる農家の人の生活もよく出ていますよ。たいへんなものだね。」(木村伊兵衛) 状態:ふつう
-
森村桂パリへ行く/ 森村桂
¥1,200
SOLD OUT
森村桂パリへ行く(森村桂文庫) 森村桂/著 講談社 1971年初版、文庫判、286p 『天国にいちばん近い島』で知られる森村桂のフランスひとり旅。 現地の人々の懐にどんどん入っていこうとする、 著者の無邪気な好奇心がかわいい滞在記。 挟み込まれていたしおり(写真)も、かわいいです。 状態:ふつう